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ジャンプ大好き

『ワールドトリガー』三雲修は三雲隊に必要なのか問題を考えてみた

ワールドトリガー、最近の連載再開をきっかけに即19巻まで購入して前作の『賢い犬リリエンタール』まで一気に買い漁るレベルでハマっています。

worldtrigger.info

 

 

ジャンプSQ.の最新話まで追っているオタクに向けての内容となり恐縮ですが、「修、ランク戦をこなしていく上で本当に玉狛第二に必要????」という辛辣な考察記事を書いてみました。

最近の感想ツイートなんかを読んでも不穏な空気感が漂っているようなので、一度整理をしてみたくまとめてみました。

 

ワールドトリガーより引用 

そもそも修の役割は?

B級ランク戦編以降に絞ると下記の3つが挙げられるかと思います。

①戦略/戦術立案

②ワイヤー戦法の要

(③チームの立ち上げ、ヒュースの加入説得)

 

③を除いた戦闘面では隊のブレーンとしての役割以外に、「ワイヤー陣を展開することで味方に有利な状況を作る」という役目を担ってきたのが特徴。

1.トップレベルの機動型攻撃手の遊真(スコーピオン2刀+グラスホッパー

2.アイビスによる焼き出し役と、援護狙撃役を兼任する千佳

3.ワイヤー展開後も援護役として動ける修

この3人が揃っているのがポイントで、ただでさえ強い遊真の機動力をゴリゴリ高めていくのはもちろんのこと、千佳の大砲でワイヤー陣への追い込みが出来るのも強みですね。

 

直近のランク戦(連載再開後~)でどう状況が変わったか?

最新話etcの状況でどう変わったのか?を整理してみます。

■近距離中距離をカバーするヒュースの加入

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圧倒的トリオン量から繰り出されるアステロイド・バイパーや、剣術の経験で玉狛第二の前衛・後衛を両補強出来るヒュースが加入。チームのブレーンとしての能力も修と同等以上の能力がありそうです。

”ワイヤー戦法”の軸となるスパイダーのほぼ上位トリガーにあたる、エスクードによる援護力も見逃せません。

■サポート役もこなせる遊真

もともと立ち回りが上手いことは何度も触れられていましたが、現時点でのSQ最新話(2月発売号)での総評パートではヒュースへの細かい援護が触れられていました。

これまでポイント稼ぎに専念していた遊真が、ヒュースの加入によってサポート役に回ることも可能になったので大分負担が減っていきそうです。

■千佳が人を撃てるように?という伏線

ワールドトリガーより引用


B級ランク戦の後半以降では度々「人を撃てるようになるのでは?」という伏線が張られ続けてきましたが、(事故とはいえ)実戦で特大のメテオラで1人撃破する実績も見せるようになりました。

もし隊員を狙っての攻撃が出来るようになるのであれば、あぶり出しや地形・状況変化を狙っての砲撃にあえて専念する理由は薄くなりそうです。

現状、修の役割はどこにあるのか?

大きくは「①戦略/戦術立案」「②ワイヤー戦法の要」の2つがありました。

前者の戦略・戦術についてはヒュースでも十分役割を担えるようになりました。

後者についても遊真・千佳が取れる選択肢が拡がったことで、既に手のうちが知られているワイヤー戦法にこだわる必要もないわけで・・・。

 

むしろ、「敵に取られるポイントが増えてしまう」「オペレーターへの負担を起点にされてしまう」といった弱点もある以上、修を入れた4人編成を続けていくのは無理があるのでは?と。

はたして、もし(本当に仮に!)修が脱退したとして行き先はどこにあるのか?と。

これについても考えてみました。

 

修、影浦隊に合流説

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ここで、最新話時点で暫定B級2位の影浦隊に修が移籍するのでは?という説を考えてみました。

思いつきで書いているのではなく、理由は以下の通り。

 

1.影浦隊の戦術面を補う役割としての修

「適当メテオラ」で乱戦に持ち込み、チームの流れを作り出していくのが影浦隊の基本戦術。基本的に個人プレーで戦い抜くスタイルなので、チームの指揮者が誰もいないんですよね。

この穴を修が埋めることができれば、隊の弱点を補強できるのでは…?と考察しています。 

2-1.影浦の戦闘スタンス変更(今後グラスホッパーを組み込み?説)

隊やランクの昇格・降格にはこだわりがなかった影浦が、ユズルが遠征狙いにシフトしたことで状況によっては戦闘からの離脱など慎重な行動も行うようになりました。

そこで、離脱や奇襲に使いやすいグラスホッパーの採用は今後大アリなのではないかと予測。

トリオン量は問題なし、トリガーも3枠空いていて、なおかつ攻撃を読めるサイドエフェクト(感情受信体質)も持っているので、狙撃手等からの緊急回避用に組み込んでおいて損はないのでは?と踏んでいます。

www60.atwiki.jp

2-2.影浦隊でもワイヤー戦法が可能に

上記の流れで影浦がグラスホッパーを組み込むと、「遊真と同一トリガー構成の影浦」「焼き出しの役割を担えるゾエ」「狙撃手トップクラスのユズル」という形に。

ここに修が加わるとヒュース加入前の玉狛第二に似たメンバー構成になるので、影浦隊でもそのままスパイダーを活かしたワイヤー戦法が再現できるようになります。

3.影浦隊も遠征狙いにシフト(=修と同じ動機に)

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2-1でも若干触れていますが、これが『修が影浦隊に合流説』最大の理由。

これまでA級昇格や隊のランクには関心がなかったチームでしたが、「ユズルを遠征枠に入れる」という目的が出来たので、影浦隊は修らと同じ動機でランク戦に臨むことに。

 

B級2位までの2隊が遠征組に加わることが出来るので、(内定済の千佳を除いた)「修・遊真・ヒュースの3人がB級2位隊に入っている」ことだけを達成しようとした場合、玉狛第二だけで上を目指す必要はもう無いんですよね。

 

まとめ

とはいえ、とはいえ。

・遠征組確定まであと1戦だけ

ランク戦直前タイミングでの隊員移籍や隊長を替えることが出来るのかはわからないので、システム上かなり厳しい気がしています。

※もし可能なのであれば「試合直前で隊員を交換して混成部隊を編成」といった戦略もできてしまいますね。

 

・迅さんの予知能力(サイドエフェクト)の存在

ヒュースのスカウトの件はともかく、隊員(ましては隊長である修)の移籍についてまでは今のところ何も言及・行動していないように思われます。

もし何かあれば真っ先に動きを見せそうなので、今後、修や遊真、影浦隊のメンバーに何か口出ししてきたり、ということがあれば話は変わってきそうなのですが。

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こうして考えてみると『ワールドトリガー』というドラマの上でも修あっての遊真や千佳だと思うので、「さすがに脱退展開は無いのでは?」という気持ちの方が勝ってしまいますね。

 

 

 

 ……B級ランク戦はともかく、遠征編では「遊真がブラックトリガーを使う」「ヒュース脱退orラビリンスに持ち替え」あたりはほぼ確実に起きると思うので、連携力優先で「影浦隊+修で共同作戦」みたいな展開も起きうると思うんですが、どうでしょうか(?)